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熊本県高森町の谷川洋一さん（２３）は、世界最小サイズの豆トマト栽培に挑戦している。ミニトマトより小さい果実は直径１センチ未満で小指の先ほどの大きさ。谷川さんは変わり種トマトをＰＲ材料に経営の安定化を図っている。家族で大玉トマトを５０アール栽培しているほか、就農４年目の谷川さん主体にハウス２０アールでミニトマトを栽培している。豆トマトを知り、県内の青果会社から種子を調達し、１．２アールのハウスで４月下旬に苗を植えた。
Nihon Nogyo Shimbun

【静岡・大井川】ＪＡ大井川園芸協議会トマト部会は９月下旬から冬トマトの出荷を開始した。焼津市の増田英樹さん宅でも収穫作業が始まり、赤く色づいたトマトを１つずつ丁寧に収穫している。増田さんは「産地競争が激しいが、消費者に喜ばれる安全・安心・おいしいトマトを出荷していきたい」と意気込みを語っている。また、総会と生産者大会を開き、生産者や市場関係者ら約５０人が出席。冒頭あいさつに立った小長谷春雄部会長は「こだわりのトマトを出荷していかなければ競争に負けてしまう。今まで以上にＪＡ大井川のトマトがほしいと言われるものを栽培していこう」と話した。
Nihon Nogyo Shimbun

【静岡・遠州夢咲】秋冬トマト大産地のＪＡ遠州夢咲は、出荷本番を前に開いた販売対策会議で、有利販売に向けた取り組みを確認した。今年は、収穫時の着色など細部にわたる選別で良品出荷を強化。市場への情報提供を積極的にし、有利販売につなげる。夢咲トマトファンの拡大を目指し、スーパーなどでの消費宣伝も行う予定だ。
Nihon Nogyo Shimbun

日本の農家で栽培されている野菜の多くは、バイオテクノロジーを駆使して品種改良した「Ｆ１品種」と呼ばれる。これに対しエアルームは、「先祖代々の家宝の野菜」とも訳され、日本では在来種や固定種と呼ばれ、長い年月をかけて環境に適応しながら種として生き延びてきたものを指す。
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東京都中央卸売市場で果菜類の品薄高が続いている。４日の１キロ平均価格は、キュウリ４２２円、トマト４６０円、ナス４０１円と、この１週間でそれぞれ７〜９割上げた。前週からの急な冷え込みで関東産が生育遅れとなり、終盤の東北産地からの切り替えが進んでいないため。今週に入り高値疲れでやや下げたが、連休需要もあるため強気な取引が続きそうだ。
Nihon Nogyo Shimbun

【岡山・津山】鏡野町でトマトを水耕栽培する「井上龍一農園」が８月に発売したジュース「完熟フルーツトマト」が話題を呼んでいる。完熟した玉を厳選し、濃厚な味とさっぱりした後口が特徴。料理に幅広く使えるのも強みだ。作り手のこだわりを打ち出し、地元に軸足を置きながら収益率を高める経営を模索する。トマトジュースは真庭市のひるぜんワイン（有）に委託して開発した。１リットル瓶に１００グラム前後の玉を９、１０個使い、価格は１４５０円。鏡野町内の道の駅や農産物直売所などで購入できる。
Nihon Nogyo Shimbun

【茨城みなみ】ＪＡ茨城みなみ施設園芸部会のハウストマト「真っ赤なトマトっ娘（こ）」の出荷が始まった。部会の今シーズンの出荷目標は７７０トンで、昨年より１０％多い。１１月中旬の機械選果スタートまでは、生産者が規格に従って慎重に手で箱に詰めて出荷する。ピークは来年の５、６月。９月２５日から出荷している吉田茂和さん（２７）は３０日までに、合計１０ケース（１ケース４キロ）を東京・築地の東京シティ青果へ出荷した。
Nihon Nogyo Shimbun

登別マリンパークニクス（登別東町）は、いぶり中央漁協との協力で近海産のマダラを使用した洋食料理を１０日から提供する。スープカレーとトマトソース煮の２種類で、新鮮な素材を生かしたオリジナルメニューとなっている。旅行形態や社会情勢の変化で洞爺湖サミット以降、登別の観光入り込みが苦戦する中、「現状に何らかの付加価値が必要」（桂政勝総支配人）とグルメをピックアップ。過去に同漁協の協力でイクラ丼を提供した経緯もあり、３月ごろまで長く水揚げがあるマダラを使用したメニューを開発した。
Muroran Mimpo

県農業生産資材・飼料価格高騰対策会議（会長・佐々木和博県農林水産部農政担当技監）は、生産者が生産コストを低減するための手引「作目別資材費節減マニュアル」を策定した。燃油や肥料、飼料価格の上昇による農業経営への影響を最小限に抑えることが目的。本県の主要作物１５品目、畜産４品目の具体的なコスト低減策や実践事例をまとめた。
Iwante-Nippo

「信州には自然もおいしい物もいっぱい」と４日、東京のＪＲ新宿駅南口のサザンテラスで県産食材などをアピールする「ＴＯＫＹＯ長野カフェ」の開店のお披露目があった。１０月いっぱいの１カ月限定の開店で、信州の味を堪能してもらう。オープニングでは村井仁県知事が「これをきっかけに信州に関心を持ってもらいたい」と期待を込めてあいさつ。初日は利用客１００人に特産の梨をプレゼントし、オープンを盛り上げた。
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見てびっくり、食べて感動極小トマトに挑戦人気商品に／熊本・高森町の谷川さん【九州・沖縄】

冬トマト出荷盛ん安全・安心こだわり／静岡・ＪＡ大井川園芸協【東海】

トマト選別強化を市場と連携、有利販売へ／静岡・ＪＡ遠州夢咲【東海】

広がる「家宝の野菜（エアルーム）」トマト、見て食べて楽しむ

果菜類が品薄高産地切り替え進まず／東京市場

完熟トマトジュース人気こだわり品加工でも地元の販路軸足に／岡山・鏡野町の井上さん【中国】

「トマトっ娘」出荷スタート／ＪＡ茨城みなみ【関東】

【2008年10月4日（土）朝刊】

農業生産費減へマニュアル策定県の高騰対策会議

豊かな食旅の目的に／東京・新宿駅１カ月限定長野カフェ誕生【甲信越】